こんにちは!今日はお題のとおり、看護師転職面接で試されるコミュニケーション能力についてお話します。他の面接対策などの記事でも同じ内容のことを書いてはいるのですが、大切で、かつ【コミュニケーション能力】の内容を誤解している看護師さんが多いので、別に記事をしたためました。短いのでサクッと読んで次の転職面接に活かしてくださいね♪
【この記事を読むメリット】
- 日常で使うコミュニケーション能力と、面接で求められているコミュニケーション能力の違いが分かる!
- 時間が無い看護師さん向け🎵短くサクッと読めて、サクッと分かる!
- 記事を読んでもわからないことがあれば個別に質問・相談ができる!
面接に雑談は必要?面接で試されるコミュニケーション能力とは?
サクッと要点を書いていきます!
まず前提として、どの病院も、看護師さんの新卒・中途採用において【コミュニケーション能力】を大切な基準の一つにしています。
コミュニケーション能力が大事!それは皆さまもわかっていると思います。しかし、面接官や病院が思っている【コミュニケーション能力】と皆さんがアピールしようとする【コミュニケーション能力】には大きなずれが有ります。
例えば、看護師さんの多くは「聞き上手で患者さんの話に共感してあげられる」とか、「歯切れ良いトークで場を盛り上げられる」、「後輩の相談に乗るのが上手い」など、そういったことをコミュニケーション能力の例として挙げています。
勿論、それは看護師業務においても人間関係においても大切な能力でしょう。しかし、面接で求められるコミュニケーション能力とは、もっと端的に、「相手の言ったことを正確に理解し、端的に伝えることが出来ているか」のみです。言い換えれば「質問の意図に即した無駄のない回答をする」能力とも言えます。
例えば、
「一年間に何冊くらい本を読みますか?また、どんなジャンルの本を読みますか?」
と問われたとしましょう。その時に、共感力や盛り上げる力をコミュニケーション能力だと捉えていると
「本は漫画しか読まなくて、、すみません」
などと、質問の意図を勝手に解釈して墓穴を掘ってしまいます。
しかし、こちらが求めているのはあくまでも、「質問の意図に即した無駄のない回答」なのです。社会人が漫画しか読まないのがどう捉えられるかは別として
「漫画を、年間に100冊ほど読みます」
と答えていれば、
「年に何冊読むか」「どんなジャンルの本を読むか」という質問の内容に的確に答えられる人、という印象は残せたのです。
また、
「サスペンス小説はよく読みます。東野圭吾の小説なんかは、映画になることも多いので、映画をきっかけに読むことも多いです」
など、聞かれていないことに答えてしまうのも、〈コミュニケーション能力なし〉の烙印を押されます。
友人との会話なら上記で構いません。ですが、社会人に求められるコミュニケーション能力は「相手の言ったことを正確に理解し、端的に伝える能力」です。聞かれていることだけに答えればよいのです。
「サスペンス小説を、年に10冊ほど読みます」
これでいいのです。どんな作者が好きかも、読むきっかけも、相手は聞いていません。聞きたいのなら、あなたが答えた後に、向こうから話を広げて来ます。本当はそのあとに「そのジャンルのどんなところが好きですか?」と聞きたかったかもしれないのに、映画がきっかけで~などと言われてしまうと、相手は聞きたかった質問がしずらくなります。
相手がどの方向に話を広げたいか、面接ではその決定権は100%面接官に有るのです。
聞かれていることだけに、端的に答える。話の方向は面接官にゆだねる。これが面接におけるコミュニケーションの正解です。
でも、でもでも、そんな無味乾燥な答え方じゃ、素っ気ない人と思われちゃいませんか?
確かに、暗い表情で小声で答えていたら、無味乾燥な暗い人と思われかねません。それは仰る通りです!ですから、前提として笑顔でハキハキ答えること、表情も大切です!視界で得る情報は時に言葉より雄弁ですから、必ず笑顔をセットに、これを合言葉にしてください!
看護師転職面接で必要なコミュニケーション能力、まとめ
さて、今回はテーマがピンポイントなのでとっても短いですがこれで終わりです🎵
面接合格率を爆上げするコミュニケーション術は、「相手に聞かれたことに、端的に答えること+笑顔」。決して、「お話上手」や「聞き上手」になってはいけませんよ(^^)/