【この記事を読むメリット】
- 本番で好印象を持ってもらうために効果的な面接練習のやり方やタイミングが分かる!
- 本番で言いたいことが言えなかった、言うべきじゃないことを言っちゃった、なんて後悔しなくて済む!
- 誰に練習相手になってもらうのが効果的か、逆に誰に頼むのがNGか分かる!
- この記事を読んでもわからないことがあれば個別に質問・相談できる!
こんにちは!かっきーです。今回は効果的な看護師面接練習のやり方やいつ誰とやるべきかについてお話します。履歴書の書き方や面接で聞かれるポイント・答えると◎な内容など、他の転職カテゴリーの記事を読んでからお読みください♪
看護師転職面接の【採用に繋がる】効果的な練習方法とは?
面接練習をしっかり行ってから本番に挑もうとしてくれるだけ素晴らしいと思いますし、病院側としてもありがたいです!
しかし、せっかくの練習もやり方を間違えては意味が有りません。むしろ、経験やこちら(病院や面接官側)の気持ちや狙い、チャックポイントを知らずに練習するとむしろマイナスになることもあります。
せっかく練習するなら意味のあるもの=採用に繋がるような練習にしたいですよね。そのための方法論をこの記事ではお伝えしていきます!
【採用される】看護師転職面接練習法➀誰とやればいいの?
皆さんは、転職面接の練習相手は誰にお願いしていますか?
多くの看護師さんは、転職時の面接練習は同じ看護師仲間にお願いしています。中でも、今いる病院の同僚や先輩に転職の相談をするのは気が引けたり、内緒で転職活動をしている看護師さんも多いようで、看護学校時代の友人にお願いしている人が多いですね。行きたい病院に働いている看護師さんのつてをたどって、その方にお願いすることもあるようです。
看護師仲間に練習をお願いするのはNG!優しさがマイナスになってしまうことも、、
しかし!同僚や看護学校の友人同士で面接練習をやっても、ほぼ良いことはありません!
理由は単純で、看護師さんは「採用する側」の経験やスキル、何を大事にしているのかが分からないからです。「こんなこと聞かれたよ!」と伝えることは出来ても、その質問の意図や、病院が求めている回答はわかりません。
人は相談されたり頼りにされると期待にこたえたいと思うもので、優しさや親切心から、知らないはずの「意図」や「求めている回答」まで自分なりの解釈で伝えてしまうのです。
そして彼女たちの解釈は90%の確率で、こちらの真意とは異なっています。看護師さんの目線と病院側の目線は、採用活動においてはかなり乖離があるものだなとつくづく思います。
最も感じるズレは、看護師さんたちは「優秀さ」「今出来ること」「スキル」など能力をアピールしようとして、こちらの質問も多くを能力を探るものだと思っていることです。
しかし、こちらは採用時点での能力はあまり重視しません。科が同じでも病院が変われば一から身に付けなくてはいけないことも多いですし、病院にとってもっと大切なことはたくさんあります。
他にも、転職の先輩たちが誤解していることは多くあります。その時々で病院が看護師さんに求めていることは異なりますから、Aさんが受かったからと言って、同じ回答をして受かるとは限りません。
看護師さんの転職面接は「病院側のキモチが分かる人」にお願いしよう!
やはり面接のことは採用する立場の人や病院側の人に聞くのが一番です。とはいえ病院の人事担当者や面接官に伝手がある人はあまりいないでしょう。では、誰にお願いすればいいのか。
おすすめは、看護師転職サイトの担当エージェントさんです。他の記事でも触れていますが、転職サイトの顧客は看護師さんではなく病院です。看護師さんの想いに寄り添うことも、勿論彼らの大切な仕事の一つですが、紹介料は病院側から受け取ります。彼らにお金を払う人=顧客はあくまで病院なのです。その病院に「こんな看護師さんを採用したい」という条件を詳しく聞いています。
つまり、エージェントさんはその病院における面接の模範解答を持っていると言っても過言ではないのです。
更に、看護師さんが病院の面接に受かってくれないと病院からの紹介料はもらえません。エージェントさんは、あなたが受かることで紹介料を受け取れるのです。そういう意味でも、彼らは心の底からあなたに受かってほしいと思っています。取引先である病院の事情に詳しく、かつあなたの合格を願ってくれている。これほど心強い味方が他に居るでしょうか?
(病院にとって)紹介料が安い転職サイトはその分人件費を節約しなければいけませんので、面接の練習までは対応してくれないかもしれません。
しかし、少なくとも私がサイト内で紹介している転職サイトさんであれば、ほぼ間違いなく練習には応じてくれるはずですよ♪
【採用される】看護師転職面接練習法②いつ・なにをやればいいの?
「誰と?」の次は「いつ?」と「何を?」を確認しましょう。面接練習は答えの無い問題に向き合うので、やろうと思えばきりが有りません。やり過ぎると在職中の方は今の仕事にも支障をきたしますし、何より、実は面接練習はやり過ぎるのも「こ慣れ感」が出てあまりよくありません。
練習をしてきてくれるのは本気度が伝わって良いのですが、答えを暗記して話すのも印象良くないですし、面接自体に慣れてる感じが出てしまうと、「いろんな病院受けまくってるのかな?」とか、履歴書に書かなくても許容される、3か月以内の転職が多くあるのかな?とか思われかねません。
面接練習は「回答を作ってからなる早」と「2~3日前」に各1回がベスト!
では、いつ何回程度やればよいのか。私がお勧めするのは、(たった)2回。1回目は、転職を決めて当サイトの転職カテゴリーの記事などで転職面接の本質を知って頂き、履歴書の書き方、面接の受け答えの仕方を学んで頂いて、実際に回答を作り終えたらすぐに練習をしてもらいましょう。
1回目の練習(なる早)は動画を撮って、癖直し&人からの見え方を知るための練習を
1回目は、無意識に出てしまう癖を直したり、面接中のあなたが面接官からどう見えているかを知り対策をたてるための練習です。模擬面接をしている姿を動画に撮って見返しましょう。
本番と同じように緊張した状況を作りたいので、やはり転職サイトのエージェントさんに頼めればベストです。練習は一度しか頼めない転職サイトだったり、予定が合わない場合は知人でもよいですが、親しい友人や家族など気を抜いてしまうような相手に練習を頼むのは避けて下さい。知人の中でもちょっと苦手な先輩だったり、会うと緊張してしまうくらいの人の方が良いでしょう。
知人にお願いする場合は、質問は当サイトの質問集をご利用いただいて、受け答えの内容に関するアドバイスは一切言わないでもらいましょう。あくまで本番の雰囲気を作って質問をしてもらうのが、1回目の練習相手にお願いしたい役割です。
さて、練習相手には、以下の5点に注意して見てもらいましょう。
- 表情
質問に適した表情が使い分け得られているか/笑顔がこわばってないか/目つきが悪くなってないか..etc - 目線
きちんと相手を見ているか/泳いでいないか/キョロキョロしていないか/目線が下がっていないか..etc - 姿勢
背筋は伸びているか/左右どちらかに傾いていないか/時間がたつと気が抜けて猫背になっていないか..etc - クセ
唇をかんだり、手遊びしていたり、貧乏ゆすりしたり、、 - (受け答えの)間やスピード
質問から2秒以内には答え始めたいところです。話す速度は速すぎてもゆっくりすぎても伝わりません
動画を見返す際も、この5点に注意して振り返ってください。人は視覚から情報の8割を得ると言われるように、これらは時に言葉以上にあなたの印象を左右します。
面接のときだけ気を付けようとしても、これらのすべてに意識を払いながら面接を受けるのは難しいでしょう。普段の生活の中で意識して時間を掛けて直していきましょう。
2回目の練習(2~3日前)は、言うべきことを
2回目の練習は、受け答えの内容も含めてチェックしてもらいます。相手は、転職サイトのエージェントさん。先述のとおり、彼らは、病院の「こんな看護師さんを採用したい」という情報を誰より詳しく持っていて、かつあなたに何とかして受かってもらいたいと真摯に思ってくれている、これ以上ない最強の味方です!
あなたの回答と病院の希望がマッチしているかどうか、最終確認をしてもらいましょう。加えて、1回目の練習から修正してきた「表情」「目線」「姿勢」「クセ」「間」も、問題ないかも見てもらうといいでしょう。
どうしてもエージェントさんとの予定が合わなかった場合は、転職サイトに予定が合う人に代打でお願いできないか聞いてみみましょう。対応してくれる可能性は十分にあります。
面接や履歴書の個別対策、添削希望がある方はこちら!
面接の練習は、どうしても実際に対面してこちらも雰囲気を感じながら行った方が(実際にも聞かれるであろう)適切な質問を投げかけて練習してもらうことが出来ます。ですので、オンラインには不向きではあります。病院の個別事情や希望条件を把握しているという点でも、エージェントさんにはかないません。
しかし、違う視点で助言が欲しいですとか、1回目の練習相手になって5つのチェックポイント見て欲しいなどの場合は私の方でもオンラインで面接練習指導を致します。希望される場合は、下記LINEまでご連絡ください。私も真摯に向き合わせて頂きます♪