看護師の悩み【業務編】3位「プライベートが無くてつらい」の解決策!

プライベートの看護師
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こんにちは!かっきーです。今回は看護師さんの業務上の悩みで3位に上がってきたプライベートが持てないという悩みに向き合っていきます。
昔は「看護師は命を預かる仕事なんだからプライベートを優先するなんてもってのほか!」なんて声も普通でしたが、果たしてそれは正しいのでしょうか?

この記事を読むメリット

  • 看護師さんがプライベートを充実させることの大切さがわかる!
  • 看護師さんがプライベートを確保するための業務との向き合い方がわかる!
  • プライベートの時間を持て余してしまう看護師さんに、好きなことの見つけ方をアドバイス!

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目次

看護師の悩み【業務編】3位、プライベートが無くてつらい」を解決しよう

3交代制もしくは2交代制の、夜勤を含んだ不規則なシフト制の勤務で働く看護師さん。生活リズムを整えるのが難しく、休日はリズムを戻すために寝て終わってしまうなんてことも。

オペ看や施設勤務、訪問看護の看護師さんなどは、休日にも院内&院外オンコール対応があるため、飲酒や旅行、外出を制限されるなど、現実的な勤務環境としてもプライベートを充実させにくいですよね。

加えて看護師は複数の患者を担当し、誰dかが退院しても他の患者さんの看護は当然続き、すぐさま新しい受け持ち患者さんが増えて~の繰り返しで、仕事に切れ目がありません。一般企業のように、一つのプロジェクトや企画会議が終わったらまた次のプロジェクトへ~というような区切りがありません、、。

そのため、どこかで気持ちを入れ替えたり、気分的にリフレッシュすることが難しいですよね。本当にお疲れ様です。

ここでは、看護師さんがプライベートを充実させることの大切さや効果、忙しい中でどうプライベートの時間を確保するか、そして好きなことを見つけるコツをアドバイスさせて頂きます。読んでも、自身の抱える悩みに合わなかったり、個別に聞きたいことがある場合、公式チャットや公式ラインにお気軽にご連絡ください♪

プライベートを充実させることは看護師さんにとっても必須のスキル!

プライベートで仕事から離れる看護師さん
仕事から離れ解放される看護師さん

一昔前までは「命に向き合う仕事をするものにプライベートの充実などない!そんなことを考える暇が有ったら看護技術の一つも覚えなさい!」というスパルタな時代でした。その時代を生きてきた上司から、そういう指導(?)をされている看護師さんもいらっしゃるかもしれません。

しかし、プライベートを充実させることは、実は社会人にとっての必須スキルです。だから、面接でもよく「趣味は何ですか?」とか「気分転換に何をしていますか?」という質問がされているんですね。

それは、プライベートを充実させることで3つの効果を期待できるからです。

プライベート充実の効果1 病棟内の多様性を生む

看護師さんの世界では、マニュアルが重視されます。看護師さんが技術を確実に習得することに加え、こんな時はこうするという統一ルールが無く、人によって違うことを患者さんに伝えたり違いやり方で看護をされると患者さんも不安になるからです。

ですが、病棟の看護師さんが全員同じ考えで凝り固まってしまうのは良くありません。多様な考えを持つ人たちが、自身のビジョンを表現し合うことで、イノベーションが生まれるからです。

イノベーションとは何も大企業やベンチャー企業にだけ必要なものではありません。医療の世界は、一般企業と比べ組織改革が30年遅れていると言われています。マニュアル自体が時代に合わせて適切に更新されているか、チームとしてより良い働き方は出来ないか、様々な価値観から意見が出されることで、より良いものが出来ていきます

そして、価値観の差を生むのがライフスタイルや余暇の過ごし方です。出勤日は同じマニュアルのもの皆が同じ目標をもって脳を働かせています。ここでは病棟の仲間内で価値観の違いは生まれにくいものです。

しかし、プライベートは皆がそれぞれの想いでそれぞれのしたいことをします。ここで価値観の違いが生まれます。もしプライべートの充実を感じられず皆が仕事を引きずったまま休日を過ごしていたら、皆が似通った価値観を抱えたまま組織にイノベーションが起きずに「現状維持」の圧力が働いてしまうのです。

「命を預かる仕事はプライベートの充実などない!」という昔の考え方も紹介しました。まさに、この考え方が、医療界の改革を遅らせてきた一因でもあるのです。

また、看護師さんの価値観が多様であることで、同じように多様な価値観を持つ一人一人の患者さんとも共感の機会を増やすことができます

人は自分に近い人に共感し好きになる傾向が有ります。色んな価値観を持つ看護師さんが院内に居ることは、患者さんにとっても(自分にとって)良い看護師さんに出会える、メリットの多いことなのです。

プライベート充実の効果2 興味関心の対象が増え、思考力・発想力が向上する!

旅行!

「仕事しか興味がなくて、休みの日も自主的に看護協会の研修に参加したり、看護自術のを読みスキルを向上させています」

そんなことを言うと、看護師の鏡として看護部長や師長に持てはやされるでしょう。勿論素晴らしいことであるには違いないと思います。

しかし、現在では、実際に仕事ができる人は知識や経験が一つのことに偏り過ぎず、いろんなことに幅広く興味関心を持てる人だとわかっています。

なぜでしょうか?それは、様々なジャンルの知識が頭の中にある方が、思考力や発想力が上がるからです。

例えば、日本人は「相撲でどう勝てばいいか、考えてください」と言われたら何かしら思い浮かべることができます。しかし、「ウォーリーボールでどう勝てばいいか、考えてください」と言われても、なにも浮かんでこないと思います(笑)

それは単純に、相撲のことは知っていて、ウォーリーボールは知らないからです。つまり、人は自分の知っていることしか思考できないのです。当たり前の話ですが、大切なことです。(ちなみにウォーリーボールとは、狭い室内で壁を駆使して行われるバレーボールです♪)

ですから、頭の良さ(思考力・発想力など)は、知っていること(知識)が増えれば勝手に向上するものなのです。

また、それは一つの事を深めるよりも、様々なジャンルの知識を幅広く取り込むことでより効果的になります。現に、優れた論文を書く優秀な教授は、たいてい自身の専門分野以外にも深い造詣が有ります。

それは学問的なことに限らず、漫画が好き、アニメが好き、旅行が好き、何でもいいのです。仕事以外、自身の専門分野以外にも関心を持つことが、仕事の優秀さにも繋がるのです。

プライベート充実の効果3 キャリアの幅が広がる

また、プライベートで様々な体験をし広い関心を持つことは、キャリア選択でも重要な意味を持ちます。

3~5歳くらいの女の子に将来なりたい職業を聞くと、多くは「ケーキ屋さん」「お花屋さん」男の子は「警察官」「運転手」と答えます。それはなぜかというと、その職業しか知らないからです。

皆さんの中にも、人の役に立つ仕事・人の命を助けるような仕事に就きたいと思い、ドラマや漫画の影響、もしくは実際に地震や家族が看護師さんと接したことがあり、身近だったため真っ先に看護師が浮かんだ。そしてそのまま看護学校に進み、看護師になった方というもいらっしゃると思います(生徒では結構多いです)。

もし人の役に立つ仕事、人の命を助ける仕事が他にも山ほどあると知っていたら、看護師以外の選択肢も考えていたかもしれません。人はその時見ているものや触れているものに影響を受けやすいのです。実際親が子供につい欲しい職業も、子供が保育園に通っているときは保育士が、小学校に通っているときは小学校の先生が上位に入り、子供が卒業すると共にランキングから消えます。

キャリア選択は、実は大部分が「知っているか知らないか」「(興味を持つ)きっかけに触れているかいないか」で決まります。

さて、看護師の仕事には「療養上の世話」があります。世の中に療養上の世話を必要としている人がいるのは病院だけでしょうか?むしろ必要としていない場所を探すのが大変なくらいです。

看護師が必要とされる場所は、あなたが考えている以上に沢山有るのです。

プライベートではなるべく仕事から離れ、友達と話しドラマや映画を見て、お出かけして、カフェで様々な人間間模様を観察して、、いろんな世界を見てみて下さい。それは、あなたの看護師キャリアを無限に広げる可能性を秘めているのです。

プライベート充実の効果4 ONOFFの切り替えで生産性が向上する

特に仕事に切れ目がない看護師さんの世界では、仕事で起きた嫌なことや失敗を仕事の中で切り替えていくことはとても難しいです。

ですので、その分プライベートを充実させ頭を仕事から切り離す必要が有ります。好きなことをしたり楽しい動画を見て心から笑顔になるーそれは脳にとって毒素(嫌なこと)を排出し、前向きになるための大切な良い栄養源になります。

そして、栄養を蓄えた頭は仕事の生産性を飛躍的に高めます。実際にコロナ禍の在宅ワークでは8割の人がオンオフの切り替えがしづらいと答え、その更に8割程度の人が仕事にやりづらさを感じたと答えています。

プライベートの充実は、良い看護をするためにもとっても重要なのです。

看護師さんがプライベートを充実させるには

プライベートでジム通い

忙しい中でもプライベートな時間を確保する方法

仕事に邪魔されずに自分の時間を作るには、家に帰ったあと仕事のことを考えなくていいようにするには、どうすればよいのでしょうか。

1. 一日の目標を立てる

仕事をプライベートまで引きずってしまう人は、自分に求めるハードルが高く、真面目な方が多いです。真面目な分、勤務時間が終わっても、もっと何かできたかもしれないともやもやした気持ちが残り、それをプライベートの時間にまで引きずってしまうのです。

しかし、そうなる人は同時に「一日単位の目標を決めていない」ことが多いです。今日はどこまでやる!と決めていないから、今日の自分を自己採点しにくかったり、出来た出来ないの切り分けが上手くいかず、もやもやが続いてしまうのです。

ですから、まずは一日の業務開始前に、今日の目標を設定するようにしましょう。例えば、今日は先週先輩に指摘された腹腔ドレーン時の合併症アセスメントでの異常の見逃し、今日は絶対に異常を見逃さない事を目標にしよう、などです。

この際、必ず一日単位で達成できる小さな目標を設定することを心掛けてください。数日にわたる目標だと、結局もやもやを次の日に引きずってしまうからです。

課題の優先順位は、今自分が出来なくてはいけない事(MUST/すでに一度教わり、実践していること)>出来るようになりたいこと(Should/まだ教わっていない、もしくは教わったが実践はしていないこと)です。

※課題のMust/Souldに関してはこの記事を参照してください

長期的にはまずはMustの課題を片付けること、一日単位ではそのうちの1~2つの課題に絞って目標をたてましょう。

人間の脳は、目標を達成すると自然にオフモードに移行するようになっています。一日の目標を明確に定めることで「仕事モードから離れられない」という悩みは解決できる可能性が高くなるのです。

目標を設定することで、やるべきことに集中して取り組むことができ業務効率も上がりますし、目標を持っている人は目標が無い人よりも仕事を自体を楽しめるようになるものです。そして脳も目標が達成できると、気持ちを自然にオンからオフへ切り替えるようになり、リフレッシュして次の勤務に臨める、、良いことだらけです!

2.ON/OFFを切り替えるスイッチを頭の中に作る

オンオフの切り替えが得意な人は、切り替えるスイッチを自分で作っています。私の場合は、Mr.childrenのGIFTという大好きな曲のどちらかを聴いてから仕事を始めて、仕事が終わるとお気に入りのカフェに行くことを習慣にしています。すると、GIFTを聴くと頭が勝手に仕事モードになるし、カフェに入るとプライベートモードに入るんですよね。

そのように、何かしら気持ちを切り替えるためのスイッチを無理やりでも作るのです。すると、それが習慣になると自然にオンオフのスイッチが頭の中に出来てくるのです。

3. 仕事の上達にはオフの時間が必要だと理解する

看護師は責任が大きい仕事です。その分、プライベートで楽しんでいると「昨日あんなミスをして患者さんに苦しい思いをさせてしまったのに、こんな遊んでていいんだろうか」と思ってしまう看護師さんも居ます。特に一年目のうちは、責任の重さを痛感し、このように考える方が多いのです。

しかし、実際は上記で記したように、プライベートを充実させることがし仕事でのミスを減らしたり効率的に業務を進めたり、看護師としての自分を成長させることにも繋がるのです。

看護師は責任が重い分、オフは楽しまないとダメなんだ!くらいに発想を転換しましょう。

4.一人で短時間で出来る気晴らしを作る

看護師は一人で過ごす休日がどうしても多くなります

きにゃこ

実際にはプライベートを楽しめないという方は看護師さんに関わらず結構複雑な悩みが絡まって重症化している方が多いです。他の記事も御案頂いたり、悩みがあれば一人で抱えず相談して下さい。

好きなことを見つけよう!

さて、プライベートの充実のさせ方、オンオフの切り替え方について話してきましたが、オフにやりたいこと、仕事終わったらこれをやるぞ!と楽しみにできるようなことが無ければ、心身ともにリフレッシュすることは出来ません。

ですので、好きなこと・プライベートでやりたいことが見つからない方に、好きなことの見つけ方をアドバイスします。

好きなことの見つけ方➀チャレンジ系の趣味~飽きっぽい人は、人より得意になるまで努力しよう~

看護師としてのあなたがプロフェッショナルだとしたら、プライベートのあなたはアマチュア(amateur)です。amateurとは英語で「愛する人」。プロの野球選手はおカネを貰って野球をやっていますが、アマチュア選手は貰えません。ではなぜやるのか。好きだからですよね。だからamateurなのです。彼らは下手だからとしり込みしたり、いいプレーをしなきゃと肩ひじ張ったりもしません。

趣味なんて、誰の目も気にせず自分が楽しめればいい。アマチュア=愛する人。アマチュアになるのに資格なんてありません、、。しかし、実際は、何かを好きになるためには幾ばくかの努力が必要になることもあるのが実際のところです。

趣味やプライベートを充実させるものには大きく4つのジャンルが有ります。

1能動的な趣味(スポーツ、ヨガ、旅行など)
2受動的な趣味(読書、映画観賞、音楽鑑賞など)
3クリエイティブな趣味(絵を描く、写真を撮る、詩を書くなど)
4スキルアップに繋がる趣味(語学、プログラミング、資格取得など)

この中で、134は技術や知識、経験が伴うもので、上手くなればなるほど好きになれるものでもあります。逆に言えば、多少上手くならないと好きになりづらい趣味だとも言えます。実際に、始めてはみたものの上達前に諦めてしまうという人が多いです。好きなものの芽は見つけられるけど、それが育つ前に他のことに目移りしたり、興味を失ってしまう。新しく始めたことでもその繰り返し、そして結局「無趣味」の状態がずっと続いてしまう。

そんな人には、「得意になるともっともっと楽しく好きになるから、それまでもうちょっとやってみよう」と声を掛けたいです。

人間は、人より得意なことは勝手に好きになるからです。生存戦略として、人よりできることで勝負した方が有利ですから、脳がそれをやりたがるようにホルモンやシグナルを出し導くのです。そのシグナルに導かれれば、嫌いだと思っていたことすら好きになれる可能性を秘めています。

例えば私の看護塾では、勉強嫌いな生徒を勉強好きになってもらうために、成功体験を作ることを重視しています。出来ない生徒にこそ、復習ではなく学校で次にやる項目の予習を徹底して、分かる状態で授業を受けてもらうのです。そして学校の授業中に、手を挙げて発言したり解答してもらいます。するとクラスがざわざわするんです。全然勉強できなかったのに、おまえどうした?と。一問答えただけなのに、すげー!とクラス中にびっくりされ、それが生徒にとって成功体験になります。目立つのが嫌な生徒であれば、その項目の小テストの結果を待ちます。

そうして、「人よりできる」という状態を作り、自分でも勉強出来るんじゃないかという感覚、そして出来ることの気持ちよさを覚えるのです。

勉強という皆が嫌いなことにすら効果が有るのですから、自分から始めたことなら、猶更です。どんな楽しいことでも、技術や経験を要するようなものは、初心者のうちに一度壁が現れるものですが、そこを乗り越えて、人にちょっと自慢できるくらいになるまで頑張ってみて欲しいのです。一度壁を超える楽しさを覚えると、より上達を目指すにしろ、自分のペースで楽しむにしろ、一生の趣味に昇華できるはずです。

好きなことの見つけ方② 好きな人、尊敬する人の好きなことを真似る

ただ、好きなことが上達を要することとは限りません。テレビを見たり、漫画を読む、音楽を聴くといった受動的なことだって、立派な趣味になります。

ちなみに英語文化圏でhobby(ホビー)とは能動的な趣味が対象になるので、読書や音楽鑑賞はhobbyとは言いません。
、、すみませんただの小ネタです!笑

一人でのんびり時間を過ごすお供が欲しいんだ。そんな人にはそういった見る聴く読む系の趣味はぴったりです。

しろぽん

そうは言っても、見たいものがみつからないんだよね~

そんな人は、好きな人や尊敬する人の趣味を真似てみてはいかがでしょうか。人間は自分と近い人間を好きになる傾向があるので、好きな人が好きなものはあなたも好きになる可能性が高いのです。

そんな人は、好きな人や尊敬する人の趣味を真似てみてはいかがでしょうか。人間は自分と近い人間を好きになる傾向があるので、好きな人が好きなものはあなたも好きになる可能性が高いのです。

また、尊敬していたり、私もこんな人になりたいという想いが有れば勧められたものにもプラスの先入観を持って触れることができます。好きになる心の準備が出来ているって感じですかね。加えて、その話題で盛り上がったり、人間関係においてもプラスが有りますし、好きになれた時もメリットも大きいです。

自分で好きなものが見つけられなければ、尊敬してたり好きな人の好きなものを真似する、試してみて下さい♪

上司は部下のプライベートの悩みに真剣に向き合いましょう

悩むベテラン看護師

先にも触れたように、昔は看護師にプライベートなんて無い!という価値観が一般的でした。ですから、若い看護師さんがプライベートを充実させようとする姿が見えると「看護師の仕事をなんだと思ってるの?」なんて小言を言いたくなる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、プライベートの充実は仕事の充実にもつながるものであり、看護師さんのキャリア形成にも活きるものであるという価値観が今では一般的です。一般的だから正しいというわけではありません。どちらの考えも「一理ある」のでしょうし、良い点も悪い点もあるでしょう。しかし、大切なのは「どんな職業の人でも、一人一人生き方を選ぶ権利がある」ということです。

100回指導してダメなら、101回目に進むより、指導自体を変えましょう

コンサルをしていても、私がそういうことを言うと「でもね看護師として一緒に働けるレベルに達していないから遊んでる場合じゃない、向上心と責任感を持ってもらえないと困るんですよ。患者さんにも迷惑が掛かるんです!」と言われることが有ります。

ですが、あなたは今その指導方法を続けて来て、それでも状況が変わっていないはずです。それなら、違う方法を試してあげてもいいのではないでしょうか。若い看護師さんが向上心や責任感を持てない原因が、仕事のことしか考えられない現状にあるかもしれないのです。

それは違う!と思ったとしても、強制してはいけません。どうしても自身の価値観が正しいと思うのなら、背中で示すしかありません。言葉で説得しようとしたり小言を言うのではなく、自身がその生き方を継続して、充実している姿を見せればよいのです。

そうしてあなた自身が輝いていれば、「師長さん仕事一筋だけど、いつも笑顔で楽しそうに仕事してるな、師長みたいな生き方も素敵だな」と思って付いてきてくれる後輩が必ず出てきます

まとめ

プライベートの過ごし方は、仕事の充実やキャリア形成、それに病棟全体の多様性にも繋がる看護師さんにとって大切な要素です。

他の職業と比べても仕事と仕事の切れ目がない分、プライベートではオフの状態を意識的に作る必要が有ります。

仕事心身ともに負担が大きくなりすぎてしまう前に、好きなことを作る工夫や努力をし、周囲もそれをサポートするようにしましょう。

ご読了ありがとうございました!

今回の記事を読んでもわからないこと、相談したいことがあれば、お問い合わせよりご連絡ください。記事を書いているかっきーが直接回答いたします。

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