看護師転職㊙合格術③些細なことが合否を分ける!面接本番の注意点

集団面接
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かっきー

こんにちは!かっきーです。今回は看護師さんの転職活動を成功させるための秘訣第三弾として、細かかったり看護師さんがあまり気にしないことだけど、合否を分けるようなポイントを病院目線でお伝え致します。

【この記事を読むメリット】

  • 転職活動の合否を分けるポイント、病院の判断基準やキモチを細かい点までお伝え!
  • 今まで履歴書や面接良い回答をしてきたはずなのになぜか落ち続けた方は、その原因が分かる!
  • 記事を読んでも分からないことが有れば個別に質問・相談できる!
目次

看護師転職㊙合格術③些細なことが合否を分ける!面接本番の注意点とは?

面接官は履歴書や面接の言葉で判断するわけではありません。面接官が見たいのはあなた自身です。そして、人間は表面に現れる性質の奥に隠されたものを発見すると、それがその人の本性のように感じてしまいます。

例えば、普段人に暴力をふるったりあおり運転をしたり人にめちゃくちゃ迷惑をかけている人がいたとします。でもそんな人が小道でひっそりと子犬を撫でているのを偶然あなただけが見かけたとします。するとおそらくあなたは「この人本当はいい人だったんだ」と思うのではないでしょうか。

そのように「表にはっきりと見えていなかったこと」「私だけが知っていること」を見つけると、人はそれが真実だと思い込んでしまいます。ですが、普段人に迷惑をかけている人は、(たま~に良いことをしたとしても)やっぱり良い人とは言えないのではないでしょうか(笑)

面接官も人間です。そのような思い込みは、当然面接官にも起こります。ですから、どんなに口で良いことを言って素晴らしい経歴にあふれた履歴書を提出しても、うっかり普段の言葉遣いが口を突いてしまったり、複数の面接官がいるのに視線をずっと一人だけに合わせてしまったり、圧迫面接でムッとしてしまったり、そのような些細なことに、面接官はあなたの本質を感じてしまいます。

神は細部に宿ると言いますが、転職面接は些細な事に合否が宿ります。

是非この記事を読んで何に気を付ければいいのかを学び、本番で些細な癖やうっかりが顔を出さないように準備をして下さい。

面接当日までに終わらせておくこと~当日に焦らないための事前準備~

皆さん面接当日は持ち物や服装などチェックするのですが、当日に必要だったと気付いても間に合わないことも有ります。そうならないように、遅くとも前日までには準備をしておくべきことの一覧を挙げておきます。

当日までにすべき準備➀予想される質問への回答を考え、二回の面接練習をする

当たり前のことですが、面接はぶっつけ本番で上手くいくほど甘くは有りません。練習し過ぎるのも「こ慣れ感」が出てよくないのですが「予想される質問への回答をじっくり考えて、二回の面接練習をする」これは必ずこなしてから本番に臨んでください。

予想される質問への回答は前回の記事を参考にしてください。ここでは面接練習の意味についてお話しします。

面接練習は二回行いますが、それぞれ目的は異なります。

一回目の練習は、自身の癖を発見する目的で行います。本人は全く悪気が無かったりそもそも気付いていなくても、周囲に不快感を与えてしまったりマイナスイメージを持たれてしまう癖は結構多いもの。一回目の面接練習は必ず動画に撮って行い、あなたがどんな癖やしぐさを持っているのかをチェックしましょう。

良い印象を持たれないしぐさの中でも面接中によくみられる例を挙げておきますので、自身の様子と照らし合わせながら確認してみて下さい。

  • 話の最中に口を覆う、鼻や眉間、眉毛を触る(うそつきのイメージ)
    →嘘をついているときは顔を隠したくなるので、口を覆ったり顔の一部を無意識に触ろうとしてしまう
  • 耳を触る・唇を噛む(不満の表れ)
    →会話の内容や相手の反応に不満を感じているときやその場を離れたいときに出ると言われています
  • 頭を搔く(恥ずかしい&幼い)
    →恥ずかしいときに出てしまう仕草ですが、社会人にはふさわしくありません
  • まばたきが多い・髪を触る・視線がきょろきょろ動く(緊張&落ち着きがない)
    →落ち着きがない印象を与えてしまいます。落ち着きが大切な看護師さんにはマイナス要素です
  • 足を広げて座る(シンプルにマナー違反)
    →面接が和やかな空気で進み気が緩んできたときは注意!

癖は無意識に出てしまうものです。逆に言えば意識出来ている間は抑えられるもの。面接のドアを開く前に、耳を触らない!耳を触らない!などと意識を高めておくことで防止することができます。

面接官も応募者さんを一生懸命見ようとしていますから、その分癖も結構目に入るものです。緊張しているときに出てしまうもの、落ち着いているときに出てしまうもの様々ですが、自分がどんな時にどんなしぐさが出やすいのかを知っておくと、防止しやすくなりますよ。


2回目の面接練習は、転職サイトの担当者さんにお願いをして、出来れば対面で、入室から退室まで通しでの練習をします。担当者さんには回答内容の良し悪しを判断してもらうのではなく、あくまで緊張下で本番さながらの練習をすることが目的です。

下記の記事でもお伝えしたように、2回目の練習は3日程度前に練習をするのがベストで、内容はテコ入れしないのが無難です。直前に直しても推敲時間が十分に取れないことや、担当者さんも面接対策のプロではない可能性が高いからです。内容の添削は当サイトでも受け付けておりますので、面接本番の1週間前までには話す内容を確定させておきましょう。

当日までにすべき準備②第一印象を決める「見た目」に関する準備

身だしなみに関する準備は当日に整えようと思って準備を怠っている看護師さんが多いです。確かに、女性であれば化粧つめの手入れ、男性であれば髭など、当日すべき準備もございます。

しかし、面接に相応しいカバンが無い!時計が無い!ネクタイが無い!など、装飾品や身につけるものは当日になっていざ準備をするまで必要性に気付かず焦ることも。

靴が汚れていたりシャツにしわが付いているなど、整えるのに時間が掛かることに当日気付くと、大切な準備時間を削るばかりか、焦りに焦って心の余裕まで無くしてしまいます。

できれば3日前に行う二回目の面接練習の時には、装いも本番と同じ準備をして挑むと良いでしょう。

また、普段着なれていない服装(スーツやオフィスカジュアル)で面接に行こうと思っている方は、面接本番までに何度も来て出掛けて、着慣れておくことをお勧めします。特にスーツは「着慣れていない感」があるとびっくりするくらい第一印象が映えないもの。「デキる看護師」のオーラをスーツに纏わせるためにも、10回程度は着用歴を作っておきましょう(笑)

当日までにするべき準備③病院までのルートや公共交通機関の時間、駐車場をチェック

なんとなくの位置ではなく、正確な場所と行き方を把握しておきましょう。当日自宅以外から面接に向かう場合は、そこからの行き方を調べておきましょう。公共交通機関を使う場合は何分発に乗ればよいか、車で行く場合は最寄りの駐車スペースの確認など、念には念をです。

しつこくて申し訳ないですが、面接は準備と当日のメンタルで勝負が決まります。想定外のことが起きると、些細なことでも緊張や焦りに繋がってしまいます。そのような事態を起こさないように、当日までに万全の準備を整えましょう。

「交通機関の乱れ」は遅刻の理由にならない!病院には面接の○○分前に到着せよ!

当日は、1時間前には病院に到着できるように出発時間を決めましょう。そして事前に調べておいた、病院から一番近い休憩できる場所に入り、心身や身だしなみの整理をして面接を待ちます。

ただ、1時間前の到着を想定するのは心身の整理のためだけではありません。一番の目的は、絶対に遅刻しないようにすることです。遅刻をした人が最も使う理由は「交通機関の乱れ」です。しかし、もし本当に乱れたとして、その事情を伝えたとしても、遅刻をした以上採用は無いと考えましょう。

「自分は悪くないのに理不尽だ」と思いますか?いいえ、面接での遅刻は、あなたが悪いのです。勿論日常で一時間前に到着しろなんて言いません。しかし、あなたにとって面接は今後の一生のうち多くの時間を過ごす可能性のある大切な職場探しの日のはずです。

そんなときでさえ、あらゆる事情を考慮した上で万全の準備を整えられない人が、「今日は遅れましたが普段は準備を怠らない人間です」と面接官にアピールし、信じてもらうことが果たして可能でしょうか?

面接の日は特別な日なのです。優秀で病院のニーズに合ったあなたを全力でアピールする日です。そのくらいの用意周到さは持っておきましょう。

また、特に大きな病院や大企業の場合、玄関についてから面接の部屋を探して彷徨い、たどり着くまでに10分掛かってしまったなんてことも有ります。

時間の余裕は心の余裕、一生に関わる面接日には、1時間そこらは惜しまないでいきましょう♪

面接直前にすべきことは?~最高の第一印象のために~

看護師さんかどうかを問わず、また面接云々を問わず、第一印象が与える影響を軽視している人がとても多いなという印象です。しかし、太古の昔、人類とって「第一印象」とは自らの生存のためにとっても重要なものでした。

初めて出会った相手が敵か味方か、危険か危険じゃないかを、瞬時に判断する必要があるからです。

ですから、その遺伝子を引き継いでいる我々も、無意識のうちに第一印象で人を判断する習慣や能力が備わっています。

面接官も、あなたがドアを開けた瞬間に(こんな人かもしれないな)というファーストインプレッションを抱きます。しかし、ここに厄介な事情が存在します。

それは、あなたがこれから面接で発する言葉が、その印象に引きずられるといこと、そしてあなたの言葉や態度、しぐさや表情から発せられるあなたの印象が徐々に第一印象から変わっていったとき、理不尽なことにもしそれが第一印象と大きく離れていた場合(それが例えファーストインプレッションより良い方向に変わったとしても)、認知的不協和のような形で頭の中が不快感を感じてしまうということです。

つまり、第一印象で悪い印象を持たれるとひっくり返すのは難しく、逆に第一印象で良い印象を与えられると多少のミスやマイナス要素も不利になりにくくなるということです。特に看護師さんの転職面接の場合、基本的に数十分の勝負ですから、ファーストインプレッションをその間に覆すことは中々ハードルが高いでしょう。

それくらい、第一印象は面接ではとても大切です。ですから、ここからは第一印象を左右するポイントを紹介していきます。

看護師転職面接の第一印象を左右するポイント➀まずは何より清潔感が大事!

異性の好みでも常に上位にランクインするのが清潔感。看護師さんは清潔感という印象ではなく実際に清潔であることが要求されますが、面接では、異性の好み同様、清潔「感」が大切になります。

実際にチェックすべきポイントは以下の点です。

家を出る前にチェックしておくこと

  • 靴は汚れていないか(革靴の場合、磨かれているか)
  • 靴のかかとはすり減っていないか
  • かばんはボロボロになっていないか
  • 服はアイロンがけを済ませしわがなくなっているか
  • 面接に適したメイクになっているか
  • 爪は短く切りそろえられているか

面接会場到着前にチェックしておくべきこと(手鏡を持参して化粧室で背面までチェックしましょう)

  • 肩口にフケは落ちていないか
  • 目ヤニは付いていないか
  • 服にほこりは付いていないか
  • (男性なら)髭のそり残しや寝ぐせが付いていないか
  • (女性なら)メイクが崩れていないか

看護師転職面接の第一印象を左右するポイント②服装

また、服装も重要なポイントです。看護師さんの面接の場合スーツでは無い分、逆にその着こなしやそもそも何を切るべきかという判断が難しいものです。

勿論どんな服装を好み普段どんな服装を着ているのかは個人の自由ですが、面接の場合は自分という人間を初対面の人間に評価してもらうわけですから、なるべく印象が良くなるような服装で挑むことも重要になります。

ビジネスの場ではない看護師さんと言えど基本的にはビジネスカジュアル、面接の場に相応しい服装は前提になりますが、それを踏まえた上でポイントになるのは普段人から抱かれている印象や履歴書に書いた長所や短所、経歴や自己PR、更にはこれから面接で表現しようとしている印象にマッチした服装を選ぶことです。

例えば前の職場でリーダーとして部下から信頼されて来たという人柄をアピールしたいのなら、信頼関係を人当たりが良く誰とでも友好的な関係を築くことが出来るという長所をアピールしたいなら、グレイッシュのパステルカラーなどを使って洗練された印象を持たせ、逆に人懐っこく元気が取り柄、病棟の空気を明るくするのが取り柄な看護師さん※は協調性を表現する緑や明るく活動的なイメージの黄色やオレンジを取り入れるなどです。

※こんなこと面接で言うとふざけてると思われそう、、と思うかもしれませんが、職場環境が問われる昨今、院内の雰囲気は病院にとっても大切なポイント。特に今病棟の空気があまり良くないと感じている場合、一変させてくれるようなニューへ椅子他人まで明るくしてしまう太陽のような看護師さんは病院側がとっても欲している人材ですよ!明るさは積極的にアピールしていきましょう

看護師転職面接の第一印象を左右するポイント③生き方!

清潔感や服装は確かに印象を左右します。しかし、それだけではどうにもならない要素もございますそれが「表情」です。もっとズバリ「顏」と言った方が良いでしょうか。太古の昔に相手が敵か味方かを判断するためにご先祖様が真っ先に見たのも、相手の顏でした。

どうやら顏はその人の生き方を表すようです。例えばずっと相手を睨みつけてきた人は自然に眉間にしわが寄っていきますし、どんな時も笑顔を絶やさないという習慣がある人は自然と口角が上がっていくのです。

しかし、逆に言えば習慣によって変えられるものでもあります。日常の過ごし方、大きく言えば生き方を変えれば、顔や表情も変わってくるんですね。ですから、人にこう見られたいという想いが有る方は、普段からそれを実践していれば自然と表情にも変化が出てくるのではないでしょうか。

例えば或る俳優さんは、(今まで悪役ばかり演じて来たけど)あるドラマで優しい上司の役を演じ、撮影が終わり一か月振りに家に帰ると、家族に「パパ顔が変わった」と言われたそうです。

自分が思っている自分の人柄やキャラクターと周囲からの印象が異なる場合、あなたが想いを上手く行動や態度に表現できていないのかもしれません。

自分の印象を実際のあなたと近づけることは、面接だけでなく今後の人生全般においても何かと有利に働くと思います。

本当のあなた、もしくはこうなりたいと描く姿が有れば、それを隠さずに普段の態度や行動で表現することをお勧めします。

準備をしていれば、チャンスはいつか訪れる

エイブラハム・リンカーン

-Abraham Lincoln()

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